西淀川労連
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第16期(2005年度)活動経過報告

第一章 地域労働者・住民と連帯した、市民型要求実現運動の構築と生活防衛闘争

【すべての労働者・労働組合、社会勢力との、対話と共同の推進】

全労連が提唱した雇用・くらし・いのち・平和を守る「国民総決起」型運動の西淀川での具体化として、@リストラ・失業反対、雇用闘争、Aサービス残業根絶と労働時間短縮のたたかい、B市民要求型春闘と生活防衛闘争、C年金・社会保障改悪反対、大増税を許さないとりくみ、D核兵器廃絶、日本を「戦争する国」にさせず、平和と憲法を守るとりくみ、の5課題を柱として、連合加盟労組など、ナショナルセンターの枠を超えて総訪問活動にとりくみ、要求への共感を広げることと組織拡大・強化を統一したとりくみをすすめてきました。
また、要求実現のためには、小泉自民・公明政権による「悪政を変える闘い」が不可欠との立場から、総選挙で、労働者・国民の立場に立って奮闘する政治勢力の躍進に向けたたかいと、要求実現のたたかいを結合さてとりくむことを重視してきました。

1)2005年春闘のとりくみ

05年西淀川春闘共闘を立ち上げ、@イラク戦争即時中止、自衛隊のイラク撤退、憲法・教育基本法改悪を許さず、日本を「戦争する国」にさせないとりくみ、A社会保障の拡充と、大増税を許さないとりくみ、B大企業の社会的責任を果たさせるとりくみ、を通して対話と共同を広げ、組織の拡大・強化と全員参加をつらぬくことを運動の基調として、とりくみをすすめてきました。
《とりくみ経過》
12/ 1 春闘共闘立ち上げ職場代表者会議&交流会 13労組20名
1/ 7 大阪労連府下いっせいターミナル宣伝で、塚本駅早朝宣伝
1/12 春闘共闘旗びらき 12労組20名
2/ 2 憲法学習会 14労組50名
2/11 トヨタ総行動(全体1500名)5労組10名
3/10 西淀川春闘宣言集会 13労組74名
3/17 全国統一行動大阪総行動
大阪市役所求心デモ、春闘勝利職場対抗ボーリング大会7労組66名
4/ 1 春闘共闘職場交流花見会 10労組37名
4/21 第2次全国統一行動 JMIU関西金属争議支援塚本駅宣伝、
「許すな憲法改悪・大増税 もちよろう怒りと思いを」府民大集会
(全体4000名)7労組48名
5/ 1 第76回大阪メーデー (全体1万人)400名

2)2.24全国地域総行動のとりくみ

小泉内閣によって、自衛隊のイラク派兵強行や年金大改悪が企まれるなか、全労連が2月23日に1,000の地域で、地域総行動を呼びかけました。
西淀川労連は、総行動を成功させるため「いのち・くらし・平和を守ろう!2・24西淀川地域総行動区民集会&デモ行進」実行委員会を、西淀川社会保障推進協議会の呼びかけによって結成し、区内30労組を訪問(2/8〜10)、「実行委員会と区民集会への参加」を訴えてきました。
「いのち・くらし・平和を守ろう!2・24西淀川地域総行動区民集会&デモ行進」 より
当日は、雨天にも関わらず、区民ホールに、労組・民主団体などから258人が参加して集会を開催し、「みんなの要求みんなで実現」と各団体から寄せられた要求スローガンが総結集され、西淀川学童保育の子どもたちの歌声と剣玉でオープニング。主催者を代表した鍋田仁史実行委員長のあいさつと各分野からの発言で、憲法とくらしを破壊する弱肉強食の差別社会、戦争する国につくりかえようとする政府・財界の攻撃を打ち破るために、草の根からの対話と共同を広げようと申し合わせました。
集会後、90人が塚本駅までデモ行進を行い、「憲法9条をまもろう」「定率減税の廃止・消費税の増税反対」「大企業は社会的責任を果たせ」などのシュプレヒコールや各団体旗とあわせてそれぞれの手につけられた夜目にも鮮やかなネオンブレストが人目を引き、通勤労働者や商店、地域住民に大きくアピールしました。

3)市民要求実現と生活防衛闘争

職場内の闘いと、市民の生活防衛の運動と要求実現を結合して、地域住民の要求実現の先頭に立ったとりくみをすすめることを柱にしてきました。
@国保料の減免・減額集団申請、納付相談のとりくみ
西淀川労連は、西淀川社会保障推進協議会のとりくみとして、8月に国民健康保険料の減免・減額集団申請、納付相談活動にとりくみました。
西淀川の国保世帯は、20,980余世帯で西淀川の世帯数の50.3%(人口の39.6%)に相当します。一方で、国保料の支払いが困難な世帯も増え続けています。
これは、長引く不況の中で、自営業者や高齢者世帯が中心だった国保世帯が、未組織労働者の中で政府管掌の社会保険から国保に切り替わっている方、派遣労働者など社会保険が完備されていない労働者が増えていることを物語っています。
全体では、(表-1)のとおりとなりましたが、133件の方が不承認となり引き続き納付相談などのとりくみが必要となっています。
今後とも国保料の相談活動を旺盛にすすめることと、国や市の逆立ちした政治をおおもとから変えるたたかいがますます重要となっています。
(表-1)

法定減免

申請減免

不承認

合計

7割

5割

3割

2割

西淀川全体

7,600

780

430

170

  

8,980

西淀川社保協扱い分

115

16

35

19

133

318

A自主申告のとりくみ
西淀川労連は、払いすぎた税金を取り戻すとりくみとして、自主申告運動を組合員によびかけてきました。
このとりくみは、労働者自らが税金をいくら納めているのか意識を高め、払いすぎている税金を取り戻すことで、少しでも生活防衛につながるとりくみとして、引き続き重視してとりくむことが重要となっています。

5)社会保障拡充を求めるとりくみ

@混合診療の解禁を許さないとりくみ
西淀川労連は、混合診療の解禁によって、さらなる医療費自己負担増を許さない立場で、日本医師会がとりくんだ、「国民医療を守る」請願署名に賛同し、とりくみをすすめてきました。
12/8に行われた、国民医療を守る区民集会
とりわけ、12/8(水)に行われた『混合医療の解禁許すな!』と国民医療を守る区民集会(同実行委員会:西淀川区医師会・西淀川社保協・西淀川公害患者と家族の会・西淀川老人クラブ連合会など8団体で構成)は、会場となったエルモ西淀川に、予想をはるかに上回る参加者が集まり、国民医療を守るたたかいを築いていく点で大きな前進となり、今後の運動に確信を与える集会になりました。
西淀川労連は、西淀川社保協の事務局団体の一員としてこの集会成功に向けた取り組みをおこなってきました。

A大阪市敬老パス存続を求めるとりくみ
西淀川労連は、西淀川社保協(西淀川労連は事務局団体)とともに、大阪市敬老パス(70歳以上の高齢者が地下鉄・市バスを無料で乗れる制度)の存続を求めて、12月と、2月の市議会へ向けて、西淀川区内老人会への署名の協力の申し入れ活動、加盟団体での署名活動を中心に、区役所前やスーパー前で、「大阪市敬老パスの堅持を求める請願署名」にとりくみ三度にわたって署名提出をおこないました。
12月8日には、淀屋橋前の宣伝行動と市役所包囲デモが取り組まれ市内全体で71,133筆(西淀川では5,568筆)の署名が市役所に提出されました。
また、12月9日付け朝刊の朝日新聞・読売新聞に署名ハガキ付ビラを折り込み、高齢者がいきいきと生活していくための糧となっている、足を奪おうとする大阪市の対応に、多くの市民から怒りが寄せられました。
これらのとりくみの結果、西淀川全体では、12,198筆の署名を提出し、大阪市全体で約10万筆の署名が集まりました。そして、今年度については、市側に敬老パスの廃止を断念させることができました。
しかし、大阪市の巨大開発優先、市民生活への痛み押し付けの姿勢は変わっておらず、06年度に向けても、敬老パス存続のとりくみをさらに強めていくことが求められます。

6)核兵器廃絶、日本を「戦争する国」にさせず、平和と憲法を守るとりくみ

@おおいに頑張った「はたらくものの9条の会」結成に向けたとりくみ
『九条の会』アピールへの賛同者を、西淀川の労働者や働く仲間、労働組合へ広げていくため、「西淀川はたらくものの9条の会」の結成に向けて、『憲法九条』を守る一点で対話と共同を広げるとりくみをすすめてきました。
「はたらくものの9条の会」結成にあたって、
イ.9条の会アピール賛同者の組織
ロ.記念講演会を財政的に支える
ハ.平和への共同募金して、缶バッチを普及することで、世論に喚起し草の根からの運動を巻き起こす
観点から、区内の全労組、労働者・働く仲間から、幅広く賛同を得るとりくみとするため、結成記念講演会への団体協賛広告(一口3,000円)を60口、賛同個人カンパ(一口500円)を500人以上を組織する目標を決めてとりくんできた。
結果(7/6現在)、
賛同広 告 64団体80口
(241,000円)
賛同カンパ 505口
    の到達となりました。
「西淀川はたらくものの9条の会」発足、
記念講演会350人参加
とりわけ憲法9条を守る一点での労組訪問は、今期4次にわたってとりくみ、対話が一定すすんだ労組や個人から、団体協賛広告や賛同個人カンパが寄せられました。また、労連加盟労組内でも、組合員や管理者へ役員先頭に働きかけをすすめ賛同を広げるなど、確信を得るとりくみとなりました。

《とりくみ経過》
12月 7日(火)憲法改悪反対で「九条の会」アピール賛同要請労組訪問
12月 8日(水)憲法改悪反対で「九条の会」アピール賛同要請労組訪問
12月 9日(木)憲法改悪反対で「九条の会」アピール賛同要請労組訪問
憲法改悪阻止、署名・宣伝行動 塚本駅頭 17:30/12名参加
12月15日(水)教育基本法改悪許さないぞ!改正意見書採択阻止12・15緊急集会
1月 7日(金)憲法・教育基本法改悪反対署名宣伝行動 塚本駅7:30〜8:30
1月19日(水)憲法改悪反対宣伝行動 御幣島駅 17:30〜18:30
2月 2日(水)憲法学習会(西淀川春闘共闘)14労組50名)
2月 9日(水)憲法改悪反対宣伝行動 千船駅頭 17:30〜18:30
3月 3日(木)憲法と教育基本法を考える学習・交流会、第1回実行委員会
3月19日(土)憲法と教育基本法を考える学習・交流会  30名参加
    講師:正重 哲美(大教組書記次長・子どもと教育、文化を守る府民会議事務局長)
3月20日(日)世界反戦行動(イラク攻撃2周年)
4月 2日(土)イラクと憲法を語るつどい13:45 中央公会堂
4月 6日(水)「教育基本法改悪を許さない」教育共闘の立ち上げ準備会
4月 9日(土)地域ローラー作戦(松下電器跡新興住宅街)10-12
 4月12日(月)〜14日(水)はたらくものの9条の会準備会への参加の申入れ行動
21労組訪問 4労組10名行動参加
4月20日(水)許すな憲法改悪!悪政への怒り総結集4・20府民大集会
7労組48名参加
4月25日(月)西淀川9条の会準備会事務局会議
教育基本法と憲法を守る西淀川区民会議結成に向け教育関係労組訪問
4月26日(火)西淀川はたらくものの9条の会準備会
9労組15名参加(労連外で東熱労組が参加)
5月 9日(月)阪神姫島駅大阪府下いっせい宣伝署名行動17:30〜
スマイル2、年金者3、よどっこ2、日ハム、医療労組
  5月16日(月)西淀川9条の会準備会団体代表者会議
  5月17日(火)〜19日(木)「西淀川はたらくものの9条の会結成記念講演会」賛同呼びかけ団体訪問(民主団体、労連加盟労組、他労組を訪問)
  6月 1日(水)結成記念講演会案内の区内全労組訪問
 6月13日(月)「西淀川はたらくものの9条の会」発足、記念講演会350人参加
6月24日(金)「9条の会にしよど」準備会事務局団体会議
7月 2日(土)「憲法・教育基本法を守る西淀川連絡会(子育て・教育9条の会)」
結成総会/エルモ西淀川
大人42名学童30名の計72名参加
7月 4日(月)「9条の会にしよど」準備会事務局団体会議
          「9条の会にしよど」代表者会議
  7月 9日(土)憲法改悪阻止宣伝行動  佃1丁目リバーサイド 各戸訪問
  7月12日(火)「9条の会にしよど」結成記念講演会/西淀川区民ホール18:30
 7月21日(木)子どもたちに平和を語るつどい 102名
A核兵器の廃絶に向けたとりくみ
イ.西淀川原水協に結集し、国民平和大行進「西淀川〜淀川〜東淀川コース」7/4にとりくみました。西淀病院敷地内で出発集会(200名)が行われ、その後、150名が行進に参加し、東淀川区役所(最終地点)へまでは、市労組区役所、スマイルにしよど、医療労組・淀協・健康友の会からの参加者11名が行進しました。

ロ.被爆60周年の節目となった、原水爆禁止2005年世界大会へは、「核兵器のない平和で公正な世界めざし、行動と共同を広げる」ことを掲げ、広島から長崎へ通しで開催され、西淀川原水協代表団として、15名が広島へ、17名が長崎へ参加し、地域労組スマイルにしよどの、大津氏を労連代表として長崎へ派遣しました。
05年長崎大会&西淀川原水協代表団壮行式
世界大会は、「核兵器全面禁止・廃絶条約を主題とする会議開催をはじめ、核兵器のない平和で公正な世界の実現のための行動」を、国連とその加盟国へ要望していくことを、総会参加者全体で確認し、それぞれの地域でこの運動を広げていくこととなりました。

B4年目となった、「子どもたちに平和を語るつどい」は、夏休み初日の7月21日に、西淀川労連・西淀川学童保育主催でとりくみ、西淀川区内の学童保育所6ケ所から子ども90名を含む102名が参加し、「憲法9条を守るためのとりくみを広げること」を呼びかけました。

第二章 国政革新(総選挙9/11)のとりくみ

西淀川労連は今回の総選挙を、小泉内閣の経済政策の行き詰まりや突出した反動政治・国民への激痛押付けと、財界・大企業とアメリカの利益を優先する自民・公明政治に審判を下す絶好の機会として、職場・地域からの「世直しの運動」を呼びかけました。
そして、憲法改悪を許さず、憲法で保障された平和条項(9条)や国民の生存権(25条)を守リ、介護・医療・年金など社会保障改悪反対、消費税増税やサラリーマン大増税をはじめとする庶民増税反対など、国民の「いのちと健康、くらしと雇用、平和」を守るには、今の政治を変えることなしに、実現はできないという立場で、以下のとりくみをすすめました。

@各組織での政治論議を重視し、選挙戦の意義を全組合員へ語り広げきるため、全労連総選挙特集号を全組合員に手渡し、対話・小集会・選挙での職場要求討議をすすめる。

A西淀川労連の働く仲間の皆さんへの声明ポスターを職場掲示板に張り出す。

B労組訪問にとりくみ、郵政・大増税・雇用などで、対話すすめる

C組合員の政治活動・思想信条の自由を保障しつつ、すべての組合員に声をかけ、貴重な二票を要求実現のために行使するよう、投票行動の促進に努める。
《選挙結果について》
小泉自民・公明与党は、郵政民営化の是非を唯一の争点にし、「改革を止めるな」と絶叫した小泉自民党のキャンペーンをマスコミも動員してとりくみました。その結果、国民がいだいている政治への閉塞感を打破するかのような漠然とした期待が、広範な有権者に広がり、高投票率ともあいまって、2/3を超える議席を確保しました。
しかし、自公の得票数は、小選挙区で49%、比例で与党51%、となっており、小選挙区制度のなせる業による与党側の議席確保といえます。
また、「年金・社会保障などの改革に期待」が、世論調査でも多くを占めることから、自民党に投票した有権者が、小泉改革の中身すべてを支持したとはいえない状況といえます。
今後、小泉政治による、国民への痛み押付けが更に強まる中で、憲法改悪阻止、大増税阻止、社会保障の拡充など、平和とくらしを守るたたかいの一層の強化が求められます。

第三章 組織活動強化の課題

1)役員体制、組織運営の強化

 労連活動方針の執行部となる、常任幹事会を毎月第4木曜に開催してきました。
それぞれの出身職場での労働条件が厳しさを増す中で、毎回全員出席をするには至らず、課題を残しました。

2)労働相談活動と組織拡大強化

@労働相談活動と地域労組スマイルにしよどの拡大強化
労連事務局次長を委員長へ、労働相談室長を書記長へ派遣し、地域労組スマイルにしよどを前面に押し出した、労働相談活動と未組織労働者の組織化に、系統的にとりくんできました。
この一年間の相談件数は、工場移転、廃業が続き、企業そのものが減っていることを反映しているのか、昨年の4分の1の8件と極端に減っています。リストラ・不況を反映した解雇・退職勧奨に加えて、労働者を使い捨てにする最近の世相を反映して職場でのいじめによるメンタルヘルスなどの案件も生まれています。
勤続37年になる労働者が、単身での出向と仕事内容の激変にともなう心労で精神疾患を患い、長期療養が必要になった例や社長の暴言で心ならずも正社員からアルバイトに身分変更を自ら申し出た例など人間性を踏みにじる労務管理がまかり通っていることです。
スマイルにしよど100名達成
労働者友の会300へ記念レセプション
こうした相談活動や、意識的な拡大運動に取り組む中で、104名の労働者が地域労組スマイルに加入し、労働相談活動は無権利な状態におかれている労働者のよりどころして、大きな役割を果たしています。また、組織化をすすめる上でも、地域労組の役割がますます重要となっています。

A組織拡大
この一年間の組織拡大数は純増で、40名となっています。
全労連の組織数が全国的に減少傾向にある中、西淀川では組織数を伸ばしており、西淀川労連の活動が、労働者の共感を得るものになっていると確信できます。
また、定期的な労組訪問と、チラシや立看板、ホームページなどの宣伝が組織前進の大きな教訓となっています。
この間、組織拡大の重点職場として位置づけ、成果につながったところは、
a.オープンショップの労組やパート・派遣など不安定雇用労働者のいる労組・職場
府高教西淀川高校分会、市教西大阪支部、大阪名鉄タクシー労組、地域労組スマイルにしよど、
福保労(みどり保育園、よどっこ保育園)、学童保育指導員労組、年金者組合
で、組合員拡大にとりくみました。

b.非正規・不安定雇用労働者の組織化
引き続き、西淀川での非正規・不安定雇用労働者の権利をまもる運動を大きく発展させることが求められています。

c.労働相談、争議を通しての組織化

Bいのちと健康を守り、人間性の回復を取り戻すたたかい
財界・大企業が押し進める、コスト削減や成果主義賃金など、競争社会に追われる労働者の長時間過密労働は、サービス残業、メンタルヘルス、過労死・過労自殺を生みつづけています。
西淀川労連は、利益優先、国民・労働者犠牲の政治姿勢が横行するなか、「いまこそ、人間性を取り戻す運動をひろげ、とりくんでいくのか」をテーマに拡大一泊幹事会(6/25〜26)で、議論をおこないました。
討論では、どこの職場でも共通する問題であり、悲惨な結末に終わったJR事故なども話題になり、「労働者が助け合い、連帯しあうよりどころとしての労働組合の役割」に改めて光をあてるものとなり、労働組合の組織拡大・結集が重要な意義を持っていることを確認しました。

3)機関紙・宣伝

事務局ニュースの毎月2回発行を維持し、年間17回(59号〜75号)発行し、労連の活動紹介と、常任幹事会の方針徹底を補完する役割を果たしてきました。
また、ホームページもアクセス数が6千4百件を超え、労連活動紹介や労働相談など毎日5件ほどのアクセスがあり、組織拡大をすすめる上で大きな役割をはたしています。

4)教育学習

@第148期関西労働学校西淀川総合教室のとりくみ
次代の組合活動家を育成と、労働運動の発展に欠かせない課題です。
昨年秋、3年連続となる西淀川総合教室にとりくみ、30名が受講し、21名が修了しました。
第148期関西労働学校西淀川総合教室
修了者からは、「自らの成長や学習することの大切さ、仲間と力を合わせてたたかうことで、社会を変えられること」趣旨の感想が寄せられており、運動の展望を切り開き、活動の源泉となる学習教育活動がますます重要となっています。

Aたたかいの節目に学習を位置づけたとりくみ、
情勢をつかみ運動に確信を持つ上で、学習活動は欠かせません。
今期は、憲法改悪に反対する運動を強めようと、憲法学習会(2/ 2春闘共闘で、14労組50名)、拡大一泊幹事会で憲法学習会(6/25)にとりくみ、憲法改悪阻止のたたかいの意義と展望を学びました。

5)文化レクレーション

多くの組合員が気軽に参加できる取り組みとして、文化・レクレーションは重要な活動です。引き続き組合員の要求に基づくとりくみの充実が求められます。
また、恒例の淀川花火を見る会は、花火大会の日程が8/6土曜と変更になり、原水爆禁止世界大会や西淀川区民まつりなど、諸行事と重なり、事務局で準備体制が確保できなかったため、中止としました。

<とりくみ経過>
@ 1月 7日(金)〜10日(月)
第5回西淀川ファミリースキー&温泉ツアー 35名参加
A 3月17日(木)春闘共闘第6回職場対抗ボーリング大会 7労組66名参加
B 4月 1日(金)春闘勝利お花見交流会 10労組37名参加
C 5月22日(日)潮干狩り 4労組15名参加

6)財 政

労連加盟組織の毎月訪問の定着によって、すべての加盟組織から会費の納入ができました。引き続き、定期訪問や粘り強い働きかけと、相談活動の強化・継続が求められます。

7)労働共済の強化と拡大 

西淀川地域労働共済会は、西淀川労連の文化・レクリエーション活動を全面的に支え、労連組合員の福利厚生活動に貢献してきました。未組織労働者の組織化のための「大阪労働者友の会」は、西淀川で286名を有し大阪府下で2番目に大きな支所になっています。
給付内容も宿泊補助、慶弔など積極的に活用され、一定普及されてきました。
今後は、個人共済の交通災害共済・火災共済・自動車共済を中心に組織することが重要となっています。また、共済事業を労連活動の大きな柱として位置づけることが求められています。





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